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category翼の刻印編 第1章

4・封印

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 フロウは結局、一度も帰宅することなくメリィは新月の曜日を迎えた。

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〔テーマ:自作小説(ファンタジー)ジャンル:小説・文学

category翼の刻印編 第1章

3・色彩

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 うららかな陽光が降り注ぐ午後、黒髪の少女は中庭の大木の根元に座って、古書を読んでいる。
 日差しは柔らかで、緩やかに吹く風が黒絹を絡めて頬をくすぐる。

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category翼の刻印編 第1章

2・調合

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category翼の刻印編 第1章

1・帰宅

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 フロウは元老院にある法王居室を退出し、足早に廊下を進む。
 半月後の新月の曜日まで、もう幾許の時もない。
 生まれ出でた時より、その肩に背負いし星に流されてきた彼女唯一の弟子にしてやれることを、この十数年ずっと模索してきた。
 それでもまだ、弟子の未来が透視(み)えぬ。
 そのあまりの残酷さに、心が折れてしまいそうだ。
 悪魔に魂を売り渡した己でさえも。
 けれど、もはや後戻りは許されぬ。
 先に進むしかないのであれば―――
「魂が朽ち果てるまで戦ってやる」
 彼女はそう呟いて、手を握り締めた。
 綺麗に手入れされたその爪の一つが割れるほどに。

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